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自分のための幻覚

Jupiterと青と天ヶ瀬 と桜庭

 わりとミリしらというか現時点(浅パチャ)での感想を将来読み返すようにメモるみたいな面を含む。あと長いので太字で本題って書いてあるとこまで飛ばしても大丈夫です。
 
 
 立場を明確にしておくと、私は桜庭担当ドラスタPで天ヶ瀬さんの……なんというか哀れなオタクとかそういうのだ。Pでもファンでもなければ2時代からのどうこうというわけでもなく、ただJupiterが、天ヶ瀬冬馬がキャラクターとして好き。そういうスタンスになる。あと理解度がM≫デレ>シャニ≫AS≫ミリといった具合だ。要は天ヶ瀬さんのPではないし、信号機のことをあまり知らない。前提の時点でもうふわふわしてないか?
 
 アイマスには信号機概念というものがある。最初の頃はなかったと聞くが、今ではすっかりリーダー格や人々の中心となり、純真に上や前を目指し進む赤・厳格もしくは冷静で、己の道を進む青・何かに秀でていて、独特のペースを持つ黄(緑)という存在が各ブランドに配置され、代表のようになっている。また、それと似た3つの属性も存在する。これらはしばしばキャラクターの記号として強烈に作用する。これらの記号で取れば天ヶ瀬冬馬は赤、桜庭薫は青である。
 本当にそうなのだろうか?
 キャラクターを記号でとらえることに嫌悪感を抱く方もおられるだろうが、ここではそれを通して見るのでご了承いただくかブラウザバックを願いたい。
 結論から言って、天ヶ瀬冬馬が青というよりはJupiterに青要素があるという話だ。もちろんJupiterがセンターらしくないとかそういうことではなく最高のアイドルで我々の中心、センターの片翼だと思っている。
 
 Jupiterの初出は倒すべき敵、もしくはライバルである。色について、アイマスから離れ他の作品を見るとどうだろうか。いわゆるステレオタイプ的に取れば赤の主人公、青の相棒もしくはライバルという風に見てもよいのではないか。
 今では前作主人公のような風格を出しているJupiterは本来ライバルとしてデザインされたキャラクターであり、天ヶ瀬冬馬がそのリーダー。引力であり、中心であり、動力炉。Jupiterは青とすると、天ヶ瀬冬馬はもちろん眩しいほどに赤なのだが、そこに青要素を纏って見えるということはないか? 3人で1つの惑星たるJupiterと3つの星で星座になるDRAMATIC STARSという構図を考えたとき、ドラスタに各々の色を見られても、青を帯びたJupiterの炉に青を見てしまうのおかしなことではない。ヤバイ、本当に雰囲気になってきた。マジで私にしか伝わらない。青概念の担当する「赤概念に対するもうひとつの正しさ」であることとかそういうのが好き。最初は優位でも最終的には赤に勝てないことがほとんどの場合決まっているのも好き。
 

本題

 言いたいことは言い終わった(※ライバルとして設計されたJupiter概念めっちゃ良いなという話)のでこの話になぜ桜庭が絡むかの話に入る。ぶっちゃけダイマ。冒頭の通り私は桜庭薫担当で、天ヶ瀬冬馬に何かしらの感情を抱いている何かで、大抵桜庭と天ヶ瀬さんもっと絡めとか共演しろとかなんならデュエット曲出してくれとかそんなことばかり考えていた。
 だが、SideMにおいて天ヶ瀬さんと組み合わされることが圧倒的に多いのは天道だ。わかる。私もダブセンという概念には信仰心を抱いている。しかし、ちょっと待ってほしい。箇条書きマジックと言われてしまえばそれまでなのだが、天ヶ瀬さんの対に桜庭を置いてみてもいいのではないだろうか? 先程、Jupiterの炉に青を見てしまうと書いた。桜庭と天ヶ瀬冬馬を別々に追っているうちに、この2人はどこか似たところがあると思ったからなのだ。もちろん違うところの方が多いけれど、いくつかの重要な要素が似ている。
 
 まず第一にVo型であること、そしてアイドルになったきっかけに歌が大きく絡んでいることというのが挙げられるだろう。桜庭の直接の理由は姉と金だが、アニメでは歌声がプロデューサーに引っかかった様子が描かれているし、私は桜庭の理由を拡大解釈して「姉を尊重して生きていきたいから、姉の病に関連する医者や姉に届いた歌を使えるアイドルを職業にしている」だと思っており、桜庭のアイドルとしての原点は歌で姉が笑顔になり少しでもその心を癒すことができたことだと思っているので、やはり桜庭のきっかけは歌なのだ。話がズレた。ちなみにあと数回脱線する予定がある。(追記:よく見たら桜庭自身も2ndAnv.カードでだいたいこういう感じの言ってましたすみません完全に忘れてます)
 天ヶ瀬冬馬はリメショで爆弾が落とされない限りボーカルコンテストで黒井社長に見出だされたのが原点だろう。ただ、モバエムでは優勝に対しよっしゃという反応だったことに対し、通称みゆじゅぴではポカンとしていたように見えるのでそこに至る経緯や内心には違いがあるかもしれない。
 とはいえSideMの赤属性がフィジカルでフィジカルアイドルのステータスはDa寄りかつ天道がDaなことからすっかり忘れていたが、赤属性にVo型はかなり多い。ただ、誇りを持って歌っていると言っていたことは留意しておきたい。単に歌以外はそこまで自信がないという可能性もなくはないが。
 
 次に通常号の桜庭初手が「トップアイドルに仲間はいらない」ときた。これは、初期の天ヶ瀬冬馬と似ている。 ……似てるよね?(新参P) 黒井社長にそう教え込まれたからとはいえ、17歳でさすがにある程度思考や人格がはっきりしてきている以上、それを受け入れる土台、素質といったようなものがあったと思われる。2人は人との合流が苦手、というよりエネルギーの消費が激しいのではないか?
 桜庭については言うまでもないだろう。好き好んで合流するタイプではないし、天道との交流で激しく消耗した(明言はないがそのように見える)様子も描写されている。
 天ヶ瀬さんはどうだろうか? Jupiterや事務所のメンバー、ファンとの関わり、それからオフショの様子を見ても、あまり人付き合いを好まないようには見えない。が、どんな相手にもまっすぐに向き合うあの姿勢、どう考えても体力を消費している。当人は疲れるとは欠片も思っていないだろうが、そもそも天ヶ瀬さんは疲労の蓄積に対して無自覚的だと思われる。さしあたっては「やるならとことん」という性質上、やることを増やすのは避けたい面が無意識にあるのではないか。だからトップアイドルは孤高という思考を受け入れられた。と思っているんですけどアイマス2エアプなのでよくわからない……315冬馬から孤高の残滓があまり見受けられない……なんなら315もエアプ。6年は重い。
 
 それはさておき、あと二つある。一つは早い段階での身内の死。桜庭は姉を、天ヶ瀬さんは母を。二人ともこのことについて、当たり前といえば当たり前だがあまり多くを話さないので何とも言えない。もちろん他にも家族はいるのだがこの喪失と(微かな)寂寥感は覚えておきたい。
 そして最後に、二人とも不本意に寝落ちたり倒れたりしている。最初は努力とかストイックとか書こうと思ったが、よく考えたらSideM努力家しかいない。眩しい。ストイックな人間も裏でストイックな人間を含めるとかなり多い。そもそも前職をやめなければならなかった勢以外はさておき理由のためなら経験のないアイドルでもやるという連中なのだからそれはそう。それはそれとして、「やるならとことん」「完璧」というスタンスの似通いで話が合う、話がわかるといった節はあるのではないか。
 ちなみにJupiterさんは天ヶ瀬さんの家に集まることが多くてドラスタは特に明言はされていないけど桜庭の家に集まることが多い。けど主に料理をするのが家主か否かという違いがあってちょっと面白い。関係性……
 
 
 まとめるのが下手クソなんですが天ヶ瀬冬馬と桜庭薫の組み合わせは良いぞという話でした。Jupiterとドラスタというくくりで一緒にいるのはよく見るけど個人ってあまりないよなと思いつつでもそれは各人にとってユニットが非常に重要なものだからであってその事実もめちゃくちゃ良くて、けどやっぱこのお互い適切な距離感で仲良くしてる担当と推しが見たいだろうが!!! 天ヶ瀬が推しかというとよくわからない。何もわからない。いろいろな人をいろいろな方向に狂わせる天ヶ瀬さんはすごい。当人は思ってないだろうけど
 
 
 
追記

『アイドルマスター SideM』DRAMATIC STARSのメンバーにインタビュー! コミック後編もチラ見せ - 電撃オンライン

公式じゃねーか!!!!!(共演してみたい相手:天道→315プロ全員、柏木→Jupiter、桜庭→天ヶ瀬冬馬

他にも共演してみたい相手を名指ししている人はいるが、共演したい相手はいない系の回答も存在する中『彼の歌唱力は評価できる』と、しかも都築さんなどもっと歌唱力を売りにしているアイドルもいるのに挙げている。舞台経験込みでの評価や、アイドルとしての歌唱力の評価なのだろうか? とりあえずセンターVo組はいいぞ。